レンジブレイク検証
この記事ではレンジブレイクについて検証する。
このレンジブレイクについて、この手法は広く知られている為、ダマシが頻発している。この点を理解した上での検証する。
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4h足でのレンジ。どっちにブレイクするか全くわからないが、レンジブレイクを想定して、レンジ上限に逆指値を設定。
うまくブレイクしたので、SLを引き上げて、相場の流れについていく。
結果は+137pips
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この赤ラインをボックスと判断したが、感覚的な部分が多く、まだ言語化できない。
今回のエントリーもレンジブレイクしたと思われる個所に逆指値を設定。
結果は行って来いだったが、建値の上にSLを置いたので結果は+
結果 +22pips
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上の1・2のブレイクアウトを検証すると、累計で159pips獲れたことになる。
この時の日足を見てみる。
上の2枚のチャートから、1をレンジと定義するのはOK
問題は2をどう判断するか。
2はボックスを形成しているが、利確したポイントは下げのダマシだった。
身ゴチにこのダマシに引っかかった訳だが、ボックス下限下にトレーディングストップを置いているので、このダマシに引っかかってしまう。
もっと幅を広く持つべきだろうか?
ボックスを広く持てば、結果的に利確幅も天井から遠くなることになる。
それであれば、2をボックス下抜けた。と判断して、相場が再度上昇したら、再度エントリーするのでいいのではないだろうか?
この仮説のもと、検証を続ける。
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このレンジブレイクを手法は、全ての入り口はレンジからになる。
そこでレンジブレイクのダマシをどう回避するか?正面から受けて、勝率が低いがその分利を伸ばすのか?
それとも、時間軸を1時間足以上にして、下位足のダマシを無視するか?
検証する。
5m~30足を軸にエントリーした場合のダマシの数
結果的に5回のダマシがあり、今の自分の定義の場合、5回の小さなLCして、最終的にダマシとなったことがわかる。
なら、SLをもう少し幅を広げたらどうだろうか?
その結果 -29pips だった。
このブレイクアウトは、ダマシになりやすいレンジとそうでないレンジがあるのではないだろうか?
テクニカル的な考えから、もう一度高値を目指すと考えられるポイントもあるのではないだろうか?
いや、どれも違う。
もう一度日足をチェック。
日足で見た場合、赤丸は上昇トレンドとわかる。
青〇はトレンドとは言えない。
これは結果的にチャートが出来上がった後だからわかる訳だけど。
もう少し詳細にチェック。
4h足で見た場合、赤丸、青丸それぞれ、トレンドだったことがわかる。
改めて見ると、利が乗った場合は、ボックスの定義を広くみて、とにかく利をを伸ばす。利が乗っていない場合は、とにかくSLを小さくして、リスクを制限する。
ブレイクアウト手法も、本質的にはトレンドを掴むポイントなのか。
新高値を超えていくような相場でない限り、横軸は意識しないといけないのは間違いない。
そこで、このトレンドをどう掴むかだ。