人生どうなるかなんてわからない
若かりし頃、受験に失敗し、大好きだった彼女に振られて、
他の男に抱かれているのをただただ苦虫を噛んで、
絶対見返してやるとだけ思ってた。
だけど、何をやっても上手くいかなくて、自信の欠片もなくて、
今日まで自分の人生の黒歴史だと思ってた。
できれば思い出したくない記憶だった。
だけど、今日やっと気づけた。人生何が起こるわからない。
若い時の挫折は、どんな逆境でも諦めずやり遂げる強さを与えてくれた。
傷ついた分、人に優しくなれた。
そして、今の自分の大事な土台となっていることは紛れもない事実である。
人生何が必要なんかわからない。
できれば避けたい、経験したくもないことが、後の自分にどう影響を与えるなんて
その時は誰にもわからない。
だから、どんなことも必要なことだと受け入れて、前に進む。
一つ一つ壁を乗り越える。
そして、全てに感謝できれば、人生何が起きても、最高の人生だったと思える。
最高の人生は、物的豊かさや、他人が与えてくれるものではない。
自分が最高だったと思える人生こそが最高なんだ。
気づかせてくれてありがとう。